ニコン F6
今や国内カメラメーカーの現行品銀塩一眼レフは、キャノン EOS-1v、ニコン F10、そしておそらく”ニコン最後のフラッグシップ銀塩一眼レフカメラ”となるこのニコン F6の三機種だけとなってしまいました。
ニコンのフラッグシップ銀塩一眼レフ(通称”Fの一桁”)の歴史は1959年発売の「ニコンF」から始まり、その後「F2(1971年)」、「F3(1980年)」、「F4(1988年)」と続き、1996年に「F5」が発売された時には、これが最後の銀塩フラッグシップ一眼になるのでは、ともっぱらの噂でした。
しかし、大方の予想に反し2004年に「F6」を発売。プロ・アマ問わず驚きをもって迎えられました。
2004年といえば、すでに市場動向が銀塩からデジタルへ移行していた時期。
そんな最中に開発されたこのF6は、銀塩カメラとしてのあらゆる性能を追求した、まさに銀塩カメラの完成形ともいえる機種だといっても過言ではないでしょう。
とにかく細部の細部にまで徹底的にこだわり、挙げ句には音響メーカーのオーディオルームを用いてシャッター音やフィルム巻上げ音、裏蓋の開閉音などの操作音にまでこだわったというから驚きです。
バッテリーがなくなっても安全にフィルムの取り出しができるように、手動巻き戻しクランクを搭載しているあたり、ただならぬこだわりと誇りを感じます。
今回ご紹介する個体は、使用感のかなり少ないキレイな状態かと思います。
ファインダー内もカビやクモリ、目につくようなチリの混入がなくクリアーです。
もちろん各部動作にも問題は見受けられません。
ニコン最後の銀塩フラッグシップ一眼レフの、シャッターから伝わる完成度を、その重みと美しさを、一度と言わず二度三度と味わってみてはいかがでしょうか。
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◎程度:A/ストラップ付
◎状態:目につくようなスレ・キズが見当たらず、キレイな外観です。ファインダー内にカビ・クモリは見受けられず、各部動作も良好です。
◎価格:SOLD!!
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