取説ダンディ Vol.2

前回はニコンを取りあげましたので、今回はキャノンを。

1971年に発売されたキャノン初のプロ用一眼レフ機である「F-1」です。

F-1は1976年にマイナーチェンジをしており、マイナーチェンジ前後で「前期型」と「後期型」と区別されることも多いです。

巻き上げレバーや裏蓋など外観の形状や対応ISO感度が変更されているため、取説も前期のものと後期のものでは表紙や内容が変更されています。

そして、取説ダンディも違います。

では、前期型の取説ダンディはどんな感じでしょうか。

日本人です。おじさんに見えますが、以外と若いかもしれません。

カミングアウト前の高橋克実を思わせる、見事な8:2分けヘアー。とっくり(現・タートルネック)とのマッチングの妙。使っている整髪料はバイタリスかな…いや、MG5とみた。

これが後期型の取説になると、イケメン風の外国人になります。

構えさせられちゃってる感が強いですね。

この日本人から外国人への変化には、何か理由があるのでしょうか。

1970年代といえば高度経済成長のまっ只中。やはり日本の社会や人々の価値観に、なにか変化が起こっていった結果なのでしょうか。

当時の流行を眺めると、1975年前後を境に人々の意識が外に向かって開かれていっているような印象を受けなくもありません。

非常に気になるところ。この先、詳細な検証が必要かもしれませんね。

…それとも、ただ単純に、海外へ輸出する際の事を考えてのことだったりして。