今回は、前回の「キヤノン FT QL」で前フリをしておりました、「キヤノン FTb」の取説ダンディをご紹介します。
FTbの取説は、こちらで確認出来た限り少なくとも2種類はあるようで、表紙もダンディもそれぞれあっさり目とこってり目という具合に大きく異なっています。
まずは、あっさり目の取説の方からご紹介です。
若いです。なかなかのイケメンなので、モデルさんでしょうか。
眉根を寄せて、精悍な表情。この時代の定番(?)、とっくりセーター。
ポーズと表情で躍動感出してます。仕事に手を抜きません。
撮っているのは、
ダイバー。銛で魚を捕っていたようですが、大げさな装備のわりに獲物が小さい…。
濱口優氏を見習っていただきたいところです。
そして…
オウム。
前回のFT QLと同じオウムではないですか。
ということは、FT QLのダンディとFTbのダンディは親子という設定かもしれません。
FT QLはそれまでの従来のFLレンズに対応したTTL絞り込み測光なのに対し、FTbは新規格のFDレンズに対応したTTL開放測光。
これもまさに親子の構図を思わせます。
目の前のことだけに集中し他を顧みないというそれまでのやり方と価値観を最期まで貫こうとする父と、開かれた新しいやり方と価値観で前へ進もうとする息子。
この二人は、幾度となく衝突したのかもしれません。
繰り広げられた親子喧嘩は数知れず。お母さんは困ります。
でも、写真と家族とペットのオウム(ピーちゃん)を愛する気持ちは、きっと同じ。
それでいいじゃありませんか。(←なにが)