日本カメラ博物館では、2020年10月13日(火)より特別展
「小説のなかのカメラ『谷中レトロカメラ店の謎日和』より」
を開催いたします。
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カメラが登場する小説は数多くあり、登場人物のディテールを際立たせるアイテムとして登場することもあれば、ストーリー上で重要な鍵となる役割を担うこともあります。
カメラ雑誌の連載でもおなじみの柊サナカ氏の著書『谷中レトロカメラ店の謎日和』(宝島社刊『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ)は、カメラそのものが謎を解く鍵となるミステリー小説。2015年の発売から現在まで2巻が刊行されており、主人公達が日常の中で起こる問題や人間関係のもつれなどを、”カメラ”を糸口に紐解いていくユニークで心温まるストーリーがカメラファンやミステリーファンの心をつかみ、多くの支持を集めています。

今回の展示では、作中に登場する個性豊かな約80点を、そのカメラの特徴を描きだした小説の一節とともに紹介し、これまでとはまた違った視点でカメラの魅力をお伝えします。
また、今回の展示のために柊サナカ氏が特別に書き下ろした『谷中レトロカメラ店の謎日和』のショートストーリーを当会場で限定販売。作中には、館内に展示中のカメラをヒントに登場人物の”ある目的”を探し出す謎解きも掲載されています。
このほか会場には、著名な小説に登場したカメラを紹介するコーナーも設け、カメラだけでなく、ミステリーや文学もたっぷりとお楽しみいただけます。
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【開催期間】2020年10月13日(火)〜2021年1月31日(日) 【展示内容】『谷中レトロカメラ店の謎日和』に登場したカメラ約80点、その他著名な小説に登場したカメラ、柊サナカ氏が自身のフィルムカメラで撮影した写真(数点) 【図録】柊サナカ氏特別書き下ろしの『谷中レトロカメラ店の謎日和』ショートストーリー『勇者のなり方、教えます』を会場限定販売 【開館時間】10:00〜17:00 【休館日】毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日) 【入館料】一般300円、中学生以下無料/団体割引(10名以上)は一般200円 【所在地】東京都千代田区一番町25番地 JICCビル 【TEL】03-3263-7110
※日本カメラ博物館および特別展についての詳細は日本カメラ博物館公式HPにてご確認ください。 ※展示予定機種・資料は変更される場合があります。 ※不特定多数の来場者への新型コロナウイルスの感染リスクを考慮し、開催を見合わせる場合もあります。ご了承ください。