日本カメラ博物館特別展『カメラとスポーツ スポーツ写真と技術の進歩』開催のお知らせ

日本カメラ博物館では、2021年6月22日(火)より、

『カメラとスポーツ スポーツ写真と技術の進歩』

を開催いたします。

***************************************************************

スポーツの主役はいうまでもなく競技者です。そして、その勇姿や競技の魅力を広く伝えるために、映像の力は欠かせないものとなっています。

20世紀は、スポーツが世界的な広がりをみせた時代でした。プロからアマチュアまでさまざまなスポーツが映像とともに報じられ、人気競技では世界中の誰もが知るようなスーパースターも誕生しました。近年では、新聞、雑誌、テレビなどの既存のメディアのほか、インターネットも盛んに利用され、スポーツ映像は絶え間なく発信されています。現代スポーツは、まさに映像とともにあるといえるでしょう。

一方でスポーツ撮影は、昼夜天候を問わずさまざまな環境のなかで決定的な瞬間を追い続けなくてはならないため、カメラにとっては過酷で、非常に高い性能が要求されます。そのため多くのスポーツ撮影では、カメラメーカーが技術の粋を集めた最上位機種が使用されており、機材も映像も日々進化を重ねています。
スポーツ撮影用カメラの足跡は、カメラ技術にとっても昨日を超えるための挑戦の歴史なのです。

この展示では、時代の最高性能に挑戦し、スポーツの魅力を伝えたカメラやレンズの数々を、歴史を追って紹介いたします。このほか、写真家が撮影した著名な選手の写真作品や、スポーツ関連書籍なども展示し、スポーツにおけるカメラの役割や功績を伝えます。

日本カメラ博物館ホームページより

アスリート達の素晴らしい活躍には、日々のニュースで陰鬱になった気分を、晴らし、そして前向きにしてくれる力があります。

賛否はありますが、今年は東京でオリンピック・パラリンピックも開催されます。

この機会にぜひ、スポーツとカメラ、その写真作品の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

《展示予定より》

ジェームズ・フレッツォリーニ テレフォトカメラ(ジェネラルリサーチ) / ペースメーカー スピードグラフィック(グラフレックス) / オリンピック A (旭物産・現リコー) / ニコン S3M(日本光学工業・現ニコン) / キヤノン ハイスピードモータードライブカメラ(キヤノン) / AP リーファックス35 (リーフ) / ソニー マビカJW-C7 試作機(ソニー) / ベル&ハウエル フィルモ70DR(ベル&ハウエル) / フォトソニック アクションマスター500 NHK使用機(フォトソニック) / カメラメーカー各社のフィルム・デジタル一眼レフカメラ

※ここに記載したカメラ名は展示予定機種の一部です。また、展示予定機種は変更される場合があります。

**************************************************************

【開催期間】2021年6月22日(火)〜2021年10月10日(日)                【開館時間】10:00〜17:00                             【休館日】毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日)、9/21(火)は休まず開館                 【入館料】一般300円、中学生以下無料/団体割引(10名以上)は一般200円         【所在地】東京都千代田区一番町25番地 JICCビル                  【TEL】03-3263-7110

※新型コロナウイルスの対策につきまして:マスク着用、手指消毒、ご連絡先の記入(約1ヵ月保管後廃棄)、ソーシャルディスタンスの確保、 体験型展示の停止など、感染対策を実施しております。

※日本カメラ博物館および特別展についての詳細は日本カメラ博物館公式HPにてご確認ください。