国産フィルム試写!「MARIX 400D」

以前「MARIX100D」の記事を作成しましたが、今回はカラーネガISO400の試写結果です。

コダック製映画用フィルムを加工したシネマフィルム。今回は常用として嬉しいISO400デイライト。

今回も安心のC-41現像表記。
ISO400はパッケージが紫色でしたが、400Dは黄色です。視覚的に見分けがついていいですね。
こちらもDXコードはマニュアルセットで。

コンタックスT2など、ISOを手動セット出来ない機種は別売りの「DXコードシール」を合わせて購入した方が良いかもしれません。

今回の使用カメラはライカM2。レンズはエルマー50/2.8(L39)です。
今回はフジ仕上げのみで作例を作りました。

Leica M2 Elmar 50/2.8

レンズに依るところもあると思いますが、少し暖色よりになりました。強い光源は赤く滲むのはMARIXシリーズの特徴のようですね。

Leica M2 Elmar 50/2.8

日没前後の撮影。多少アンダー目で撮ったと思いますが、濃厚な質感で正にシネマティックな雰囲気に感じました。

Leica M2 Elmar 50/2.8

日中のビル群。レトロ感の漂う淡い発色に見えますが、同じく映画用フィルムの加工品「Cinestill」と同様の表現性ですね。

【まとめ】
フジやコダックとはまた違う味付けのフィルム。独特の表現力ですが常用でも十分使っていけるのでは無いでしょうか。
光源の赤い滲みは好みが分かれる所だと思いますが、うまく活かしたいですね。
注意点は以前の100Dと同じく
・1枚少なく撮れるかも
・フィルム確認窓は遮光する
・DXコードは手動セット
この3点を気をつけて楽しんでいただきたいと思います。