なんだか小説のようなタイトルになってしまいましたが、そのまま「プラウベルマキナ67」1台とフジフイルムのリバーサルフィルム「ベルビア50」1本の組み合わせでスナップに出ました。
6×7フォーマットなので撮影可能枚数は10枚です。
特に被写体を決めず、惹かれたものをフィルムに焼き付ける…非常にシンプルです。
少しタイミングが遅くなってしまいましたが、今年のあじさいも鮮やかでした。
夕暮れの高層ビル群。夕陽を浴びて橙に染まっているのが綺麗でパシャリ。雲の立体的な描写も中判カメラならではの奥行き感に感じます。
プラウベルマキナ67はその独特な操作感で少し慣れが必要に感じます。ですがその慣れるまでの行程がたまらなく楽しく、搭載されたニッコールレンズの描写の素晴らしさも相まってつい持ち出したくなってしまいます。
中判用フィルムといえば、フジフイルムのPRO160NSやPRO400Hが名フィルムとして名を馳せておりましたが、製造終了となってしまい、寂しい限りです。
と思えばコダックのGOLD200が復活したり、イルフォードのHP5やコダックTRI-Xといったモノクロフィルムも豊富にあり、中判カメラもまだまだ大活躍できそうで安心です。
贅沢な時間を過ごせたフォトウォークでした。
camera: PLAUBEL MAKINA 67
film: FUJIFILM Velvia 50