先日掲載したGRⅢ編と同時に、フィルム一眼レフ“Nikon FE2”にNikkorレンズの「Ai50/1.8S」と「Ai35/2.8」でも撮影してきましたので、その写真のご紹介です。
うまく映っているか?空港のX線の影響は無いか?仕上がりまでハラハラドキドキな日々を過ごしましたが、無事に戻ってきてくれました。
フィルムはカラーネガフィルム「フジフイルムスペリアプレミアム400」とモノクロフィルム「イルフォードHP5」、「ケントメア400」を使用しました。
Nikon FE2は絞り優先AE搭載で、撮影者が絞り値を決めたら適正シャッタースピードはカメラが決めてくれるのでテンポよく軽快に撮影が出来ました。
まずはカラーネガフィルムの“スペリアプレミアム400”から。
使用レンズは“Ai50/1.8S”です。
小型軽量なのに加え、開放時の自然なボケ味が気に入っています。
※掲載画像はブログ用にリサイズしてます。





続いてはモノクロフィルム「イルフォード HP5」にて撮影した写真です。
ISO400でこちらも使いやすいフィルムです。
レンズは“Ai 35/2.8”を付けました。







日は変わって翌日。
九份では“ケントメア400”を詰めました。
筆者は初めて使うフィルムです。はたしてどんな写りなのでしょう。
レンズは“Ai50/1.8S”を使用しています。






【まとめ】
フィルムが持つ質感ととても相性の良い街並みが満載なので、とても味のある写真が仕上がりました。
どのフィルムもそれぞれの粒状感がスパイスとなって、雰囲気のある描写になったと思います。
九份の写真もカラーはデジタル、モノクロはフィルムとそれぞれ違う良さの描写を味わえたと思います。
心配していた空港のX線かぶりも特に影響が無いようで安心しましたが、“ISO1600”以下のフィルムは問答無用で通されてしまうみたいなので、高感度フィルムやカーボン膜を除去したフィルムだともしかしたら影響が出てしまうかもしれません。
今回フィルムは3本使用しましたが、すべてがフォトジェニックに感じ、とてもじゃないけど足りませんでした。
次回は倍ほど準備していきたいと思います。
(げ、現像代が……)