以前通常の一眼レフカメラでのフィルム装填の記事を作成しましたが、今回はコンパクトカメラでのフィルム装填についてです。
今まで該当機種でフィルム交換をしたことが無い方や、これから自分で出来るようになりたい方の参考になれれば幸いです。
完全手動操作の機械式カメラよりも簡単&快適に行えるのがオートマティックカメラのメリット。
ここから特徴を見ていきます。

今回の例題はキヤノンのオートボーイルナXLです。
電源を兼ねているスライド式のレンズバリア、ONでピョコっと飛び出すフラッシュがウサギの用で可愛いカメラです。

後ろを見ると液晶パネルがあり、“0”と表示されています。
この上部や背面部に液晶パネルがあったら、もう楽勝確定です。

ほとんどのコンパクトカメラにはカメラの側面に裏蓋を開くレバーが搭載されていますので押下します。

すると、これから先何度も見ることになるであろうフィルム室が現れます。

空洞の方にフィルムをセットするのはマニュアル一眼レフと同じなのですが…

目安こそ差はあるものの、自動装てんタイプのコンパクトカメラは“フィルムの先端をここまで合わせる目印”を教えてくれます。
この場合、イラストのところまでフィルムの先端を伸ばしてねってことです。

だいたいこんなもんでしょうか。

蓋を閉じて電源を入れると、フィルムの給送が始まりパネルの表示が“1”になりました。ここから写真が撮影できます。
(カメラによっては裏蓋を閉めたら勝手に給送されるもの、シャッターを一回切るまで装填されないものもあったりします。)
ちなみに近い年代のオートフォーカス一眼レフにも同じシステムが採用されている機種が多いです。

例えばニコンF60 。

こちらは電源を入れると“E”と表示が。EとはEMPTY、つまりフィルム未装填のことですね。

このカメラは左側にフィルムを入れます。

すると反対側にオレンジのマークが。
これが“先端をここまで伸ばす”目安です。

裏蓋を閉じると“1”になりました。(ちょっとブレました…)
ここから撮影がスタートできます。

別機種での参考に。こちらはミノルタCapios115のフィルム室です。“FILM TIP”の文字と矢印で教えてくれています。
自動巻取りタイプのカメラは巻き戻しもオートマティックで行ってくれる機種がほとんどなので、撮影直後にうっかり裏蓋を開いてしまわない様にお気をつけてください。
ここでアドバイスですが、
フィルムをセットして蓋を閉めても“0”や“E”のままのことがあります。
これはフィルムの先端が長すぎたり短すぎるといった装填失敗の場合があるので、落ち着いて再度裏蓋を開き長さを調節してくださいね。
それでも解決しない時はカメラの故障、もしくは寿命の可能性もあるので近くや通っているカメラ屋さんに相談しましょう。
自分で巻取り軸に先端を差し込み、巻き上げレバーを操る機械式カメラと比べ簡単になったオートカメラ。
これに慣れることができたら、旅先でフィルムを使い切っても怖いものは無いでしょう。
お出かけの際には予備のフィルムのご用意をお忘れずに!
【おまけ】

オートマティックカメラには必ずあるこのボタン。
ここは強制巻き戻しボタンで、押すと途中でも巻き取ってしまうのでご注意ください。
