ブローニーフィルム「Kodak GOLD 200」

2022年、コダックから待望の120フィルム「ゴールド200」が登場しました。
富士フイルムのNS160やPRO400Hが続々生産終了してしまい、中判愛好家には大きな衝撃が走りましたが、そこに新しい光が差しましたね。

黄色いボディにパープルラインが鮮やかな外箱です。

135フィルムと2ショット。兄弟の様でなんだか可愛らしいです。

今回の試写カメラは国産二眼レフ、ヤシカ-Dを使用しました。

はい、いきなりコマ被りです。下部分が2枚目と重なってしまいました…。(フィルムの巻き方が甘かったのかも…)
ですが、写真自体はとても自然な色味の感じがします。前後のボケがとても優しく被写体を引き立ててくれている様に感じました。

最短よりで。金属の質感がとてもよく表現されている様に感じますね。

斜め上をパシャリ。からまる蔦が立体的に写せました。かなり透明感のある描写に感じます。

現像に出すところやレンズの性能にもよると思いますが、35ミリフィルム版に比べて非常にスッキリした印象を受けました。
暖色、寒色どちらにも寄らずニュートラルな写りかなと思います。
普段使いに重宝するフィルムだと感じました。


中判カメラをお使いの方、選択肢にいかがでしょうか。