銀幕の小さな部屋 4巻目

わずか数ヶ月の間に、生活を一変させてしまったコロナウィルス。もし、この世にタイムマシンがあれば…とつい空想に耽ってしまいます。本日ご紹介する作品は、2005年に製作された「サマータイムマシン・ブルース」です。

「サマータイムマシン・ブルース」(2005年)

監督は、「踊る大捜査線」シリーズやアニメ「PSYCHO-PASS」シリーズ等幅広い活躍で楽しませてくれる本広克行監督。
出演者には、瑛太、上野樹里、真木よう子…と豪華キャストがフレッシュな演技で魅せてくれます。

【あらすじ】うだるような猛暑の夏休み。部室に集まっていたSF研究会と写真部の面々。ふとした拍子に部室唯一のエアコンのリモコンを壊してしまう。途方に暮れるメンバーだが、突然目の前にタイムマシンが現れ…。

わずか一日前に戻り、壊れてないリモコンをゲットしようというドタバタ・コメディ作品です。元々、舞台作品だった様でキュッと詰め込まれた演出で楽しめる作品となってます。

まずは、写真部員役の真木よう子さんが使用しているカメラです。

映画「サマータイムマシン・ブルース」より引用

一脚を使ってズームレンズで撮影してますね。

映画「サマータイムマシン・ブルース」より引用

画像だと確認しづらいですが、黒いグリップやボトム部、ボディ左側のロゴで2003年に発売された「キヤノンEOS KISS LITE」と確認できました!気軽に一眼レフを楽しめるカメラですね。電子式一眼の旧製品のため壊れた際の修理が出来ず、現在では完動品でもとてもお手頃価格で入手出来る機種です。

続いてのカメラは…

映画「サマータイムマシン・ブルース」より引用

左の方の手に黒く光るカメラはM型ライカの様ですね。

映画「サマータイムマシン・ブルース」より引用

親指に巻き上げレバーを掛けて、裏蓋に感度インジケーターが確認できるので、フィルムカメラで間違いなさそうです。

映画「サマータイムマシン・ブルース」より引用
映画「サマータイムマシン・ブルース」より引用

ファインダー部分の倍率表示や巻き戻しがノブ形式、ボディ前面の電池蓋から、恐らく2003年発売の「ライカMP」かと思われます。装着しているレンズはズミクロンかエルマリートあたりでしょうか、なんとも贅沢なチョイスで思わず涎が垂れ流れてしまいます。

映画「サマータイムマシン・ブルース」より引用

しっかりとファインダー内のブライトフレームも写すこだわり様。でもレンジファインダー機だとここまで寄り過ぎるとボケボケになっちゃうのでは…(汗)コメディらしい演出かと思われます。

おまけ

映画「サマータイムマシン・ブルース」より引用

ほんの一場面ですが、CANONの一眼レフ「EXEE」も登場します。1969年に発売されたこのカメラ。ポジションは入門機ですが、シャッタースピード優先式のTTL開放測光AEを内蔵した本格派。最大の特徴はレンズ前群だけが交換できる機種となっており、この機種で使用できるレンズは3本のみ。FDレンズは使用出来ないので、注意が必要です!

世界的に厳しい情勢ですが、こんな時にこそ少し息抜きでクスッとできるこういう映画も良いかもしれませんね。相乗効果で「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を見たくなる一本です。

当店にもつい先日、「ライカMPブラックペイント(0.72)」が入庫致しました!
元箱、取説、ストラップ付で¥528,000(税込)でご用意しております。かなりの美品ですが、一点のみの在庫でオンラインショップに掲載しておりませんので、是非このご機会にご来店いただければと思います。
※売り切れの際にはご容赦頂きます様お願いいたします。

出典:「サマータイムマシン・ブルース」 2005年
監督:本広克行
出演:瑛太、上野樹里、真木よう子、佐々木蔵之介、ムロツヨシ