年末のローライ

某小説のタイトルをもじってみました。
去年一昨年と幸先参りとして、千葉県は成田市“成田山 新勝寺”にてお詣りに行ってまいりました。
今年は銚子市にある“猿田神社”にローライフレックスMXをお供に向かいました。
先日の予報通り現地は雨模様…。午後に回復するのを祈りつつフィルムを詰めます。
モノクロフィルムはイルフォードHP5(ISO400)
カラーフィルムは富士フイルムPRO400H
を使用しました。

猿田神社正門より。猿田神社は807年創建と非常に歴史のある神社で、猿田彦大神・天鈿女命・菊理媛命を主に祀っておられるそうです。(一度焼失してしまいましたが後に再建されたとのことです)
八方除けなどにご利益のある千葉県屈指のパワースポットのようですね。

階段を登ると“先神橋”があります。1897年に総武鉄道が銚子まで開通した際に線路が参道を分断するかたちになってしまった為に作られたのだとか。

傘を抱えながら撮ったら少し斜めになってしまいました。細かい雨が傘を打つだけの静寂に包まれた中、威厳の中にある柔らかさを肌で感じられた気がします。

(あれ?画面下部コマ被りしてる?)

上の二枚は逆光気味で撮影。霧やレンズキズのためかかなりフワっとした写りになりましたが、逆にどこか幻想的な描写になり気に入ってます。
現代のレンズでは中々できない描写なのではないでしょうか。

参拝を終えたところでフィルムが終わり、フジフイルム“PRO400H”を詰めながら
銚子鉄道「外川駅」に向かいます。この辺りから天気が回復してきました。

こちらも非常に歴史を感じさせる佇まい。切符が無くてもホームまで入ることが出来ました。
また構内では名物“まずい棒”をはじめ、お土産品を買うこともできました。

ちょうどタイミングよく停車中の車両を撮影出来ました。どこか懐かしさを感じる車両の色合いに魅せられました。

駅のすぐ横にはこれもまた味のあるポストが。都会の喧騒から離れた優しい時間の流れを堪能しました。

続いてはこの日最後の撮影スポットの犬吠埼灯台に。

1874年に作られた“犬吠埼灯台”は有料で登ることが出来ます。中のらせん階段は99段あるそうで、途中休憩なく一気に登り切ります。(閉所や高所の苦手な方はご注意を)

灯台周辺の遊歩道から。
超大手映画製作会社のロゴに使われた“荒磯に波”はここで撮影されたとか。
担当も同じ角度で撮りたかったのですが、どうやら降りれないみたいで断念…。
上から頑張って撮ってみました。

これで帰路につきましたが、道中少しも写欲が尽きない程の被写体を見つけることが出来た一日でした。
一枚一枚に出来た当時の思いを馳せながらシャッターを切る…そんなノスタルジックな日帰り小旅行でした。