彫刻家「乗松 巌」制作の自由の女神を知ったのはスタッフ撮影のHP紹介写真でした。見ているうちに色々な疑問が心に渦巻き答え探しに出掛けてみることにしました。(日比谷公園)
女神像は戦後間もない昭和25年11月(文化の日?)に設置されたのだそうです。古代ギリシャでは竪琴(リラ)をアポロン的(理想の青年像、太陽神…)中庸と平静さの徳と捉えていたと書かれたものがありました。この女神像の正面の顔は女性というより意志を強く持った若い男性のようにも見えます。その美しい横顔は女性らしく優しい印象です。伸ばした腕の手のひらは南の光を受け止め、人々の幸せを誓ってるようにも見えます。
自由と民主主義を強く願う思いが込められているのでしょう。像の足元の花壇では蝶がひらひらと自由と平和への手紙のように舞っていました。