私にとってドラゴンと言えば、ブルース・リー氏が唯一無二の存在です。リー氏が亡くなって今年で半世紀。“燃えよドラゴン”での姿が鮮明に残っています。テーマ曲も素敵でしたし、リー氏の「あちょー」と発する独特な声も友人との間では意思疎通に便利でした。
フィギュアはスタッフの私物を借りました。映画通の彼のプログに幾度か登場しているかもしれません。
リー氏は1973年夏に32歳で他界、日本での上映はこの年の年末でした。地方に住む私が映画“燃えよドラゴン”を見たのは翌年’74の後半だったかもしれません。以後、本作に勝るカンフー映画を私は知りません。
日本では当時、倉田保昭さんの本格的な空手アクションも海外で評価されていました。80年代には武田鉄矢さんのハンガーによるアクション映画もありましたがジャッキー・チェン氏のイメージだったのでしょうか?
余談ですが’74年と言えば忘れられない映画があります。中学生の私は映画館で見ることはできませんでしたが、曲も映像もとても素敵でした。そのサントラ盤LPをとなり街に出かける友人に買ってきてと依頼したのですが、友人曰くジャケット写真に気付かれて母の目が辛かったと愚痴を言われたのを思い出します。
その映画はシルビア・クリステルさん主演の“エマニエル夫人”です。シルビアさんも亡くなられましたね。