【初心者向け】これからフィルムカメラを始める方へ ~フィルター径編~

ルーキー&ベテラン問わず、レンズを買う際にはキャップや保護フィルターを揃えておきたくなるものです。
お店や商品によってはフィルターやキャップがサービスで付いてくることもあると思います。
が、
中古レンズ、特にオールドレンズになるとキャップが付いていないこともあります。
リアキャップ(カメラに取り付ける側)はマウントによって手に入る入らないが大きく分かれてしまいますが、
今回は比較的対処しやすいフロントレンズキャップについてです。

フロントキャップは文字通りレンズの前面を保護するキャップです。
突然のアクシデントからある程度レンズを防御してくれます。
また保護フィルターもレンズを不意なショックから守ってくれますので、あると非常に安心便利です。

キャップがあるとカバンに持ち運ぶ際にも安心です。

ところがネットや情報誌、どこを見ても「キャップ径」というものは見当たらないはずです。
もし購入したレンズにキャップが付属していなかった場合、これだと困ってしまいますね。

そこで、ぜひ探して欲しい情報が、
レンズの先端に用意されているネジ穴フィルター径」のサイズです。

このフィルター径、読んで字のごとく“レンズに取り付けられるフィルターの大きさ”のことで、レンズキャップもこの大きさに合わせて買えば大体の種類は大丈夫です。

ここで間違えやすいのは、「レンズの焦点距離=フィルター径」ということではありません!

例:Nikkor Auto 105/2.5 先端のネジ山がフィルターを回し込むフィルター径です。

例えば「焦点距離105mmのレンズを買ったから、フィルター径105mmのキャップを買おう」とすると、実際にはキャップのサイズが違う可能性も十分あり得るのです。

例:50mmレンズと55mmフィルター。全くねじ込むことが出来ず、上から乗っけているだけです。
このレンズはフィルター径が49mm。φ49mmフィルターがしっかりねじ込み固定できました。

レンズはそれぞれ大きさが違っていることが多く(同一モデルを除いて)、1種類のキャップやフィルターを買ったら使いまわせるというものでもありません。基本的にはレンズ1本につき1つ買っておいた方が安心です。

では、自分のレンズのフィルター径を確認するにはどうしたらいいのかのヒントをご案内します。

まずは、
レンズ自体に記載があるか見てみましょう。
とくにAFレンズの場合は銘板や側面に記載されていることが多いので、一度確認してみることをお勧めいたします。

AFレンズの場合、大体フィルター径はφ+数字で記載されています。

また、レンズかフィルター片方だけ付属していたケースはかなり確認しやすいです。
キャップの場合は裏側を見ると記載されていることが多いです。
フィルターの場合はほとんどのタイプで側面にφと種類が記載されています。

このキャップは、フィルター径が55mmのレンズに合っています。
このフィルターは49mmのレンズに合っています。

次に、
ネットやカタログで情報を探すです。
なにやら身も蓋も無いアドバイスになってしまいましたが、今の我々には「フィルター径」という知識があります。
各レンズのスペック表からフィルターサイズを探しましょう。
また比較的最近のレンズの場合、「アクセサリー関連」のページに対応フィルターやキャップが載っている可能性が高いので、ぜひ目を通してみてください。

このレンズの場合、対応フィルターやキャップは52mmということになります。

そして
レンズを持参して、店舗で聞く。
レンズによっては数世代分かれるモデルもあり、フィルター径が変わっている可能性もあり得ます。
実物があれば店員さんも確認してくれたりするのでより確実に購入することが出来ます。

お店によっては、ジャンクフィルターを実際に試して付けられるところもあります。

注意しなければいけないのは、レンズによってキャップの相性があるということです。
爪で引っ掛けるタイプのキャップが付かないで、上からかぶせるタイプのキャップしか使えないとか、年代が古くなればなるほど多様化していきます。ご自分のレンズが何に対応しているのか、今一歩踏み込んで調べてみるのもレンズと仲良くなる方法だと思います。

極端な例ですが、このレンズには通常のキャップは取り付けられません。またフィルターは内蔵式になっています。

レンズキャップには純正以外にも社外製で売られていることが多く、サイズさえわかってしまえば入手するのはそれほど難しくは無いかと思います。
フィルターは接写や特殊効果を得られるタイプも各社から販売されていたり、より写真の表現の幅を増やすことも出来ます。

レンズ(特にMF)は適切な保管をすれば数十年にも渡って使用できる大事な資産です。
次の世代に繋げるためにも大切に使っていきたいですね。
また、キャップやフィルターは消耗品です。余裕があれば予備があると安心です。

「自分のレンズに合うキャップやフィルターを探したい
と思われた方へのヒントになれれば幸いです。