白黒フィルム  ロモグラフィー 「Babylon 13」

ロモグラフィーから販売されている超低感度フィルム「Babylon13」を使用して試写撮影しました。

camera: Nikon FM
lens: Various Nikkor lens
film: lomography Babylon13

初めて使うフィルムだったので、個人的に使い慣れたニコンFMを使用しました。露出連動レバーを倒せるので、非Aiレンズを使えるのも気に入ってます。

映画用フィルムを加工した白黒フィルムとのことです。
なんと!フィルムが青緑です。

さて、気になる描写は…

Ai Nikkor 300mm f4.5 (1/60、f4.5)

超微粒子だからか、とてもきめ細やかな描写です。日中なのに露出計は1/60を要求してきます…

New Nikkor 50mm f2 (1/15、f2)

意図せず、とても幻想的な雰囲気を写してくれました。思わず円谷英二の「ウルトラQ」や小津安二郎の「東京物語」を連想してしまいました。

Auto Nikkor 5.8cm f1.4 (f8、14秒)

長時間露光にもチャレンジ。低感度とニッコールの解像力で非常にシャープな写真が撮れました。

オールドレンズで開放撮影というとミラーレス一眼が思い浮かびますが、フィルムにも選択肢があるのは嬉しいですね。
ロモグラフィーさんはもう一段暗い「Fantome8」というフィルムも販売しているので、また試写してみたいと思います。
レンズの開放f値で立体感のある幻想的な写真を撮ってみたいという方、是非お試しいただきたいフィルムです。