毎年九月の半ばになると彼岸花が美しい“祖光院”に出掛けています。昨年の同月十五日の彼岸花は1分咲きでしたが今年はどんな様子かと想像するうちに居ても立っても居られなくなり新ルートで出掛けました。
その途中、季節外れの思いがけない美しい光景に出会いました。(毎年九月には枯れた姿が印象的な向日葵畑でしたから。)
祖光院の入り口から見える光景は本日訪れた私にとっては残念なものでした。年々開花時期が遅くなっているようです。勿論、お彼岸は九月下旬ではあるのですが……
開花した彼岸花はどこにもなく“百日紅”の根元に仲間の“リコリス”が数輪咲いているだけでした。
帰路前に広い群生地に目を移すとわずかに開きかけた一輪の彼岸花に気づきました。
「今日君に会えて本当によかった」
木洩れ日のスポットライトに照らされた彼岸花の群生を想像するだけで、一週間後の休日が今から楽しみです。
CANON FD 50/1.4 S.S.C
CANON FD 100/2.8 S.S.C