「嘘みたいだろ?ノーフィルターなんだぜ、それで。」

令和も2年目に突入し、とうとう東京オリンピック開催が迫って参りました!56年ぶりのオリンピックをデジタルカメラやスマートフォンで撮影される方も勿論ですが、ニコンFやライカM3など1964年以前のフィルムカメラで2度目の東京オリンピックを記録しようと思われる方もいらっしゃるはず!そんな一大イベントをクラシカルカメラで記録するのはロマンがありますが、フィルムとなると話は別です。1964年に作られたカメラは、きちんと手入れをすればしっかりと動いてくれますが、カメラと違ってフィルムには使用期限があります。へえ、フィルムって生ものなんですね。

そこでふと思いました。

「使用期限が過ぎたフィルムってどんな写りをするのだろう。」

という訳で、タイミング良く手に入った期限切れフィルムで実写テストをしました〜!

今回使用したのは

コニカ・ミノルタの「センチュリア・スーパー100」です!

私正直、カメラ屋さんで働くまでフジとかコダックぐらいしか知らなかったのでコニカ・ミノルタがフィルムも製作していたとは知りませんでした…。

ちなみに、有効期限は2006年10月。約13年もののフィルムとなっております。

いやあ、わくわくしますねえ(笑)

周辺を撮り周り、家電量販店で現像しました!(感光不良のため「コマ間が確認できない」とカットされず、ロールのまま帰ってきました。現像ありがとうございます、家電量販店さん!)

さっそく見てみましょうっ

まあ、なんということでしょう!

鮮やかなマゼンタやシアンに染まった街並。マスクを着けてないと5分で肺が腐ってしまいそうな色合いです。

しかし、色味以外は意外としっかり写ってますね。赤や青を何となく判別できるのは感動しました。

それでもやはり、思い出に残るような写真はちゃんと期限内のフィルムを使った方が良いですね!

当店では、フィルムも販売しております。もし銀座撮り歩きの際に、フィルムが尽きてしまった時はお気軽にご来店くださいませ〜!