KonicaとMinolta

有楽町の中心にそびえる「有楽町マリオン」。かつて日劇のあったその場所は映画の聖地の一つとして数えられています。

当店から徒歩約5分。店の前からも見えます。

その有楽町マリオンの8階にある金色のモニュメント像。
実は映画の神様をイメージして流政之氏により製作されました。

毎年開催される映画の祭典「日本アカデミー賞」の際は授賞式会場に運ばれます。

こちらの神像、マリオン以外にも数点存在するようです。

さて、その向かいにプラネタリウムがあります。
コニカミノルタ プラネタリアTOKYO
そうです、かつて日本カメラ界の確固たる地位を築き上げた歴史ある2メーカーです。

現在は産業印刷やヘルスケアなど幅広い事業を展開している大企業です。

光学事業でのノウハウを活かしてプラネタリウムを運営されているのでしょうか。使用されているプロジェクターのレンズはもしかしたら「ヘキサノン」か「ロッコール」なのかもしれませんね。

ロゴを見ると、カメラファンの方には少し懐かしくあるかもしれません。
1980年代にミノルタカメラの銘板に刻まれたあのメーカーロゴ。2004年に2社は合併してコニカミノルタロゴが誕生しました。
その後コニカミノルタは惜しまれつつカメラ事業から撤退してしまいますが、ヘキサノンレンズは今でも誉れ高く、名機を生み出していった「α」の血脈はソニーに引き継がれていきます。

両社の機械式カメラ、コニカIII・ミノルタAL-Sと記念撮影。ちょっとボケてしまいました…

庶民には中々手の届かなかった写真機。今だからこそ、手もとで操れる幸せを噛み締めながら当時のロマンに思いを馳せます。