ペンタックスESPIO miniで撮る軽快スナップ

camera: PENTAX ESPIO mini
film: Kodak ultra max 400

とてもコンパクトな自動カメラ「Pentax ESPIO mini」です。
プラスティックボディのため少々チープな印象ですが、実際に手に持ってみると手に馴染むデザインと何より軽さで軽快に撮影することができました。

同じコンパクトの代名詞「オリンパスμ(ミュー)」に負けない小ささ。背広のポケットにもすっぽりと入ってしまいました。
単焦点レンズ搭載の為ズームつきカメラよりもスッキリシェイプされている印象です。

普段使わないときはカバーを横にスライドさせて電源オフ&レンズを保護してくれます。

上部も非常にシンプルにまとめられています。日付刻印の有無やフラッシュ設定をいじれます。

この頃はみんなパノラマに夢中でした…。

背面部も非常にシンプル。ファインダー横に2種類のランプがあります。
緑が合焦、赤がフラッシュ発光を知らせてくれます。

レンズは開放3.5ということで今回はコダックのフィルム「ウルトラマックス400」で試写を行いました。

さすがペンタックス、細部まで非常にシャープです。ふら〜っと片手に撮影したとは思えない写りに少しびっくりしました。

銀座にも通学路があるんです。フラッシュ発光でより強調されました。

ここからは醍醐味の一つ「日付機能」を活用してます。

鮮やかな発色が綺麗です。右下の慎ましい日付入りがどこか懐かしくも新鮮です。

歌舞伎座の横手にある喫茶店。ジョン・レノン&オノ・ヨーコ両氏が訪れたこともあるとか。

フラッシュ機能をオフにして一枚。呼吸を止めて一秒(?)真剣な顔をして撮りました。

夜のフラッシュ撮影。子供の頃の写真にこういった写りの写真が何枚もあったのを思い出しまして、勝手にキュンとしてました。

片手で楽々と撮影できるのに“しっかりと写るコンパクト”を実感できるカメラでした。
残念ながらこのカメラは販売予定の商品のため担当は銀座周辺でしか撮れていませんでしたが、いろんなところに持ち出すととても楽しめるカメラだと思いました。

このカメラで旅の続きを焼き付けるのは、あなたかもしれません。